11月16日(木)ユニット職員が講師役となり、今月のテーマ「ポジショニング・認知症ケア」についての勉強会を行いました。
ご入居者様の日常のケアをさせていただく上で、数えきれないほどのポジショニングの機会があります。
寝ているときや座っているとき、体の一部はマットレスや椅子と接することにより、クッションを使用しています。
拘縮予防や褥瘡予防につながることを目的に、快適な姿勢の保持や調整の仕方などを資料や動画を用いながら説明がありました。
また、認知症ケアでは、認知症の定義に始まり、普通の物忘れと認知症の違い、認知症の種類や症状について説明。
事例を通して、「大きな声を出して落ち着かない」「他の人の部屋に入る」など、認知症の周辺症状といわれる行動に関して、「なぜ?」という部分をその人の視点で考え、今までの生活歴などを見直しケアに取り入れることで、周辺症状が軽減し、その人らしい生活につながったという経験談を話されていました。
職員一人ひとりが、得た知識をいかし、実践することでより質の高いサービス提供につながるのだと感じました。