第二竹の里ホームでは毎月、高齢者福祉に携わる職員の、スキルを磨く勉強会を開催しております。
今月は、6月15日に「個人情報・プライバシー保護」「接遇」「認知症ケア」について、理事長と各ユニット職員が講師役となるなか、参加した職員は真剣な眼差しで、様々な話に耳を傾け熱心にメモを取っていました。
「個人情報・プライバシー保護」では、介護現場における個人情報の取り扱いについて、具体的な事例と共に説明がありました。ご入居者やご家族との会話などから知り得た情報は、よりよい支援につなげるために得るものである一方、守秘義務が十分に機能せず、情報がもれることにより、不利益を与えたり、尊厳の侵害となってしまう場合があります。日々の業務で大切な情報を取り扱っていることを自覚し、責任ある行動を再確認。
また人に好印象を与える「接遇」とは?声の出し方、話し方や生き生きとした表情は、ご入居者、ご家族そして職員同士のコミュニケーションを円滑にできる大切な要素であり、ルールとマナーの大切さを学ぶことができました。
最後に「認知症ケア」では、やさしい言葉のかけ方や安心していただける細やかな振る舞いを通して、間合いや空気を呼んで上手く対応できるケア技術を学び合っております。
今回の研修を通し、職員一人ひとりが学び、理解を深めることで、現場のケアの質を高めていければと考えております。